第3章 「共感を⽣む」起業の準備
ビジネスは、「何をするかではなく、誰がするか」と言われています。つまり、あなたの価値観や感性が、ビジネスの目的や手段を選択するのです。
起業家とは、特別な人のことではありません。自分の人生のミッションが見つかれば、起業はどんな人にとっても、一歩を踏み出すキャリアの選択のひとつにすぎないのです。
「好きなことをビジネスにしよう」と説く本もたくさんありますが、ただ好きなだけでは難しいかもしれません。視点を変えることでビジネスにしていく方法はたくさんありますが、それはあなたが、あなた自身にどう気づくかということでもあるのです。
ここでは、自分らしいビジネスアイディアを考えるための「起業の自己分析」、そして顧客の本当の声やニーズからビジネスチャンスを見つける方法を解説しています。
その一方で、共感という感情はなかなか伝わりにくいことから、感情が空回りしてしまったり、ひとりで抱え込んでしまったりすることも起業家には多くあります。
そんな起業家の思いをどのように解決していくのかについても、ヒントが書かれています。
3章の見出し
- なぜ、あなたがするのか
- アントレプレナーシップは、生きる力そのもの
- アントレプレナーシップは、誰もが身につけられるスキル
- 好きだけではビジネスにできない! 視点を変えてビジネスにする3つの方法
- 自分らしいビジネスアイデアを考える「起業の自己分析」
- あなたの意志 (Will)
- 市場や社会からの要望(Need)
- あなたの強み、スキル(Can)
- 3つが重なる部分があなたのビジネス
- 顧客の本当の声、隠れたニーズから共感ポイントを見つける
- ニーズの掛け合わせで、ビジネスチャンスを見つける
- ビジネスアイデアは、まず
- 人に話してみる
- 起業コーチのサポートを受けよう
- 共感の空回りを防ぐ
- 最初の繫がりも、共感がなければ、始まらない
- 最初からお金の事業計画は必要ない
- あなたの想いを代弁してくれる、共感者を増やす
- 早く行きたければ、1人で行け。 遠くに行きたければ、みんなで行け。