第3章 「共感を⽣む」起業の準備
ビジネスは、「何をするかではなく、誰がするか」と言われています。つまり、あなたの価値観や感性が、ビジネスの目的や手段を選択するのです。
起業家とは、特別な人のことではありません。自分の人生のミッションが見つかれば、起業はどんな人にとっても、一歩を踏み出すキャリアの選択のひとつにすぎないのです。
「好きなことをビジネスにしよう」と説く本もたくさんありますが、ただ好きなだけでは難しいかもしれません。視点を変えることでビジネスにしていく方法はたくさんありますが、それはあなたが、あなた自身にどう気づくかということでもあるのです。
ここでは、自分らしいビジネスアイディアを考えるための「起業の自己分析」、そして顧客の本当の声やニーズからビジネスチャンスを見つける方法を解説しています。
その一方で、共感という感情はなかなか伝わりにくいことから、感情が空回りしてしまったり、ひとりで抱え込んでしまったりすることも起業家には多くあります。
そんな起業家の思いをどのように解決していくのかについても、ヒントが書かれています。
3章の見出し
なぜ、あなたがするのか/「アントレプレナーシップ」は、⽣きるチカラそのもの、誰もが⾝につけられるスキル/好きだけではビジネスにできない、でも、視点を変えてビジネスにする3つの⽅/⾃分らしいビジネスアイデアを考える「起業の⾃⼰分析」/ニーズの掛け合わせで、ビジネスチャンスを⾒つける/早く⾏きたければ、1⼈で⾏け。遠くに⾏きたければ、みんなで⾏け。…